横浜Fマリノスが15年ぶりにJリーグチャンピオンに輝いた日

その日の午前中、U12は緑区大会に参戦しました。20選手の経験値を上げるためにあえて2チームでエントリーしているのですが、そのうちの1チームの試合。体調不良で2人がエントリー出来ず、8人ギリギリ。しかも相手はシードチーム。寒く雨が降る中どんな戦いができるのか?

いずれにしても選手の経験値が上がるには最適のシチュエーションです。

さて、前半。なかなか思うように試合が進みません。相手のチーム力が高いこともあって、中盤からドリブルで持ち込まれてあっけなく失点。気落ちした中、相手の攻撃に晒されてさらに失点していきます。

とはいえ、マイボールになった時は前進できる雰囲気はだだよっています。圧力に負けていわゆる「蹴っ飛ばす」選択肢を取らない選手たち。

ハーフタイム、もう少しマイボールの時間を増やすためにボールを奪う姿勢を出すこと。その時に粘り強く対応することを確認。そして、点差はリセットして0-0でのスタートという意識で臨むように送り出します。

後半、交代選手はいないのでそのままの布陣で送り出します。試合中の不具合を修正するのがコーチの役目であるとするなら、ある意味打てる手はありません。信じて送り出すのみです。そういえばフルタイムで出場するのが初めての選手も。

強豪相手に争う姿勢を見せ、また丁寧に繋いでいく意識は継続したまま、前半よりも格段に良い内容となりました。

結果としての勝敗はこの際何の問題にもなりません。選手は出来る限りを尽くしたのですから。勝ち負けや得点ボードは分かりやすい評価とし否定はしませんが、その正しい評価はもっと大きな視野で下されるもの。データ上の得点結果は試合のの中身までは語りません。

大会は後1試合残っています。さらなる成長の機会としたいものです。

午後はマリノスの優勝が決まる試合が日産スタジアムで。スタジアムで応援し、感動を味わった選手もいることでしょう。

監督ポステコグルーの生み出すサッカーは少年サッカーの見本になる優れたものと感じています。

優れた戦術とボールを保持して攻めることをポリシーとしたチャンピオンチームがすぐそこで見られる環境もまた選手の刺激になることでしょう(^^)

㊗️横浜Fマリノス優勝🏆

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