11/30日(土)は午前中トレーニング後、午後からFC.vinculo(相模原)さんとトレーニングマッチでした。
フットサルコートでの5人制(フィールド4人)でトレーニングマッチ。
個人的に少人数制で試合をやれることは、U8年代の子供達の成長にとってとても良いことだと思っています。
下記がその理由です。
①試合の中でボールに触れる回数が増える
②認知しやすくなる
③切り替えスピードを求められる
④体力面の向上が望める
① 試合の中でボールに触れる回数が増える
単純に試合人数が少なくなればなるほど、1人ひとりが試合の中で触るボールタッチ数も必然と増えます。
4対4と8対8では、1人当たりのボールタッチ数は2倍以上の差で4対4が多くなります。
試合の中で多くボールに触れることで、スキルアップに繋がります。
1、2年生は、たくさんボールに触れる必要がありますね、この年代は質より量だと思っています。
②認知しやすくなること
まだ1、2年生は、“自分とボールの関係”が強く、周りを見れるようになるには時間をかける必要があります。
ただ大きなコートで人数が増えれば増えるほど見なければいけないものも増えてしまうので、子供達にとっては苦です。
その分フットサルコート位の広さの4対4くらいだと、見る範囲や場所も限定され、見る対象も少ないので周りを認知しやすくなり「見る」行為が子供達にとって楽になるので、見る習慣に繋がりやすくなります。
ちなみに“ドリブル”“パス”“シュート”“トラップ”など、1つひとつのプレーを実行するまでに、
【認知】→【判断】→【実行】
というプロセスが選手の中で行われています。
※今度別の記事でこのことについて少し書こうと思います。
③切り替えスピードが求められる
サッカーの試合は
[1]攻撃
[2]攻から守への切り替え
[3]守備
[4]守から攻への切り替え
[1]→[2]→[3]→[4]→[1]→[2]・・・
というサイクルでサッカーの試合は展開されていくので、切り替え力は選手なら誰にでも求められるものです。
フットサルコート位の広さだと、
相手との攻防も増えますし、ボールが外に切れる回数も増えるので、攻守は目まぐるしく変わります。
ということは攻守の切り替えの局面をたくさん味わえるということです。
フィールドも4人なのでサボれません…
サボったらやられてしまうからです。
④体力面の向上が望める
③でも書いたように、局面が目まぐるし変わる中でサボれないということは、
走らないといけないですし、スピードや俊敏性、俊敏性も求められるということですね。
走りだけのトレーニングも必要だと思いますが、試合の中で体力面を向上させた方が試合で必要な体力面の向上が望めますね。
以上が狭いコートで少人数でやる試合の良い面だと考えています。
ここから徐々に、広く人数が増えた中での試合に繋げていくことが大切ですね(^^)
今は区大会(8人制)で勝利することを目指して子供達は頑張っていますが、
勝利を目指すことと同時に将来を見据えることも忘れずにサポートしていきたいですね^_^