本日、ドラゴンズのU12は横浜市のJFAリーグの初戦でした。
コロナ禍で予定通りに進まない中、どうにか大会にこぎつけられたのはありがたいことです。
関係各位に感謝いたします。
今大会は色々な配慮の為、青葉区と緑区のみのチームで予選ブロックを組んでいます。移動が少なくて助かりますが、お馴染みのチームとの対戦になり、むしろやりにくい面もありますが、公式戦を戦えるのはありがたいことです(^^)

今年度は6年生が2人しかいないこともあり、率直に勝つことを目標には出来ない状況です。そんな中でどんなプレイをするべきか?コーチとしては発する言葉が大変悩ましいところです。

そんなことで、間違いなく「チャレンジャー」としてのスタンスが必要なのですが、それを強調しすぎるとかえって逆効果になって、チャレンジ精神を削ぐことになります。まあ、「やってやれないことはないけれども、相手をリスペクトして守りから」と言わざるを得ません。

さて、6年生2人に5年生9人で臨んだ初日。赤田東公園
初戦は同区内のチーム。サイドに早くて強い選手を擁する強豪です。ある意味力量差は歴然としているので、「ディフェンシブ」に舵を切り、準備していた4バックでスタートします。

開始直前に、あっさりと失点してしまったのは誤算でしたが、その後は各選手がしっかりとタスクを果たしてくれたせいか、十分しまった戦いになりました。点差はついてしまいましたが、見応えのある内容でしたね。当然、4-3でブロックを作っているので、こちらの攻撃のチャンスはほとんど生まれないのですが、楽しい試合ではないのですけど「自分たちにもそこそこやれるんだ」との自信に繋がった一戦となったのではないでしょうか。個人技の差はいかんともし難いのですが、チームで意識を揃えればそれなりに戦えるという、いい経験になったと感じました。

2試合目。相手チームの1試合目をスカウティングすることができたので、初戦とは違ったスタンスで試合に臨みました。選手たちは、どれほどその辺りを理解しつつプレイするかはスタートしてみないとわからないところはあるのですが、、、。
ほぼ互角でスタートした前半ではありましたが、GKとDFの連結ミスから失点するなど、すごくもっ
たいない形でビハインドとなりました。1試合目と違い、攻撃のチャンスも何度か訪れています。ここで決められたら、という惜しいシーンもありましたが、残念ながらゴールネットは揺らせられません。しかしながら、なかなかいい感じで試合が進んでいます。

ハーフタイム、「なんだか行けそうな気がする」という選手たちの言葉を信じて、逆転を狙える布陣で送り出します。しかし、そこが仇となりました。ベンチももう少し「でも守りの意識は続けててね」という冷静さがあれば良かったかもしれません。「やれるんだ」との思いが守備の意識を薄れさせてしまったのか、あっけなく失点。そのあとは攻撃はあったもの単発に終わり自分たちのゲームにはなりませんでした。

サッカーはチームスポーツ。わかっているとはおもいますが、出場選手の意識が揃わないと思わぬ落とし穴に陥ります。U12はその辺りの加減が、個から組織へと移って然るべき時期ですが、自律的に制御できないこともまた事実です。

コーチとしてもまた新たなテーマにぶつかりつつ、サッカー選手としての最善は何か、を問いながらチームづくりを進めて行きます(^^)

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