本日は雨天でしたが、JFA横浜U12リーグ戦強行ということで、港南台さえずりの丘公園グランドへ参上。出場時間を出来るだけ確保するために、6年4人と5年6人の合計10人で臨みます。(練習組み含む他カテゴリーは全てお休み)

中止かと思っていた選手たちのテンションは少し沈み気味。しかし、我ら今年の夏合宿で大豪雨を経験しているので大丈夫でしょ!

ということで、初戦。

優しい雨脚でしたが、グランドは水を多く含んで滑りがちなコンディション。ミスが出やすく、オンザボールでのプレイは難しくなり正確性を欠くことは必至。なので、そういうミスは不問に付す代わりに、テーマはオフザボール。

特にボールから遠いサイドでのポジショニングにフォーカスしてみよう、とピッチへ送り出しました。

前半、入りとして互角でまずまずでしたが、先制点を許す展開。気落ちせずにしっかり守りを続けます。押し込まれた中、相手が前ががりになったところ右MFがハーフウェイあたりから抜け出してひとり旅。冷静に決めて同点。前半を折り返します。

ハーフタイムに手ごたえを聞いたところ「行けそう」と前向きなコメント。どちらかというと後ろ向き?なタイプが多いチームカラーなのに。こういうの、選手は想像以上に敏感です。確かに外から見ていても互角以上の印象。

後半、メンバーを2人変えてスタート。いいテンションのままピッチでの攻防が続いています。中頃、こちらのビルドアップの途中をさらわれて、打たれたミドル。GKの目の前で弾んだボールはスリッピーなグランドにありがちな低く早いバウンドに変わりゴールイン。不運な面もあったとはいえ、何度かゴール前まで攻め込みながら最後の精度を欠き、得点できなかったでの痛い失点。

でも、今日は精度は問わない約束でして。

同点目指して引き続き、ゴールに迫りましたが、なかなかチャンスをモノにできません。

で、終了間近相手をゴール前に貼り付けた状況で、CBがドリブルで果敢に持ち込みシュートしようとしたところ、相手と交錯。膝を抱えて苦痛の表情。一瞬止まったその隙をつかれ、ロングカウンターから失点。そのあとも反撃を試みましたが残念ながら終了のホイッスル。

降り続く雨がやけに冷たい。濡れたユニフォームが重たくなり、足先がかじかんでる。2戦目まで中3試合、モチベーションとコンディションを維持するのが難しい日でした。

初戦で負傷したCBの復調具合を考慮した結果、初の並びで臨んだ2戦目。少し変えすぎだったのか、小さなミスから決壊。攻撃の糸口もなく失点を重ねます。

ポジションの固定は出来るだけしていないものの、悪い足元の中ではやり慣れたところでないと厳しいか。

ハーフタイム。「もう負けたと、試合の結果だけにこだわったら後半は無駄になるよ。0-0のつもりでやり直そう」と送り出しました。

後半、入りは上手くいかず、また失点しましたが、CBの復調しピッチへ入れたこと、布陣変更(左バックと右ハーフをポジションチェンジ)により見違えるほどの立ち直り。後半の後半にはチャンスも多く作り、前半とは別のチームに。できるんだよなぁ。

選手もいい経験をしたと思います。「できるんだ」と。

やはり、選手のポテンシャルを引き出してあげるのがコーチの役目とは思っております。

まだ発展途上の選手たちに、ポジションを固定してしまうことによりフレキシビリティをなくさせることは断じてしたくありませんが、チームプレイで守り、崩すことを心がけていることからすれば、馴染んだポジションで慣れた選手とのコラボを磨くことも必要。

うーむ、それらをうまくミックスできるコーチングを身につけねば。

頑張りまーす^_^

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