横浜国際チビッ子サッカー大会U-10の部(2日目)が行われました。

v港北FCさん
1-3
早朝の移動疲れか、それとも空腹に負けて試合前にご飯を食べたことが影響したか、なんとなくいつもより動きが重い気がしました。パスミスも多く、走れていなかった印象です。前半はなんとか無失点で折り返し。

後半、サイドを崩されて先制点を奪われ、その後は押し込む時間もありましたが、2失点を喫してしまいました。
終了間際に執念のゴールで1点返しましたが、そのまま終了。
いつも通り戦えていたらと思うと、悔やまれる敗戦です。

vs横浜北YMCAさん
1-0
気持ちを切り替えて臨んだ2試合目。1試合目とは打って変わって、ひとりひとりがしっかりと走り戦っていました。
前半は一進一退の攻防が続きましたが、後半開始早々に均衡を破るゴールが生まれます。
その後は大きなピンチもなく、安定した試合を運びで一点を守りきり、見事勝利!
公式戦キーパーとして初出場した選手も安定してましたね。
その選手曰く、「1点差だったから試合中もドキドキした。」とのこと。
フィールドプレーヤー、追加点をよろしくお願いします!!

本大会1日目と同様、この日の試合でも相手キーパーの大きなパントキックが脅威になっていましたが、チャレンジ&カバーの徹底により、うまく対処できていました。

この日の2試合含めどの試合にも言えますが、決めるべきところで決めていれば。というのはあります。
決定力は全世界共通の課題なので、シュート時のコツはある程度あるものの、根本的な解決は難しい。

得点を増やすために「適切な位置」からのシュート回数を増やすことが必要だと考えます。

このあいまいな「適切な位置」というものを分析・定義したのが「ビエルサライン」。
ペナルティエリアの角からゴールポストを結んだ線のことをいいますが、サッカーにおいてゴールの85%はこのエリア内からのシュートだそうです。
(Google先生に聞くと図も出てくるのでイメージしやすいと思います。)
アルゼンチンの指導者ビエルサが分析・考案したことからこのように命名されています。

ちなみにこのビエルサ、「奇人」と言われるほどの戦術マニアで、クリスマスは2時間の練習と14時間の試合観戦をして過ごすそうです。サンタもびっくりですね。

上述の85%という数値が小学生のサッカーにも適用できるかは不明ですが、大きな乖離はないと思っています。

このビエルサライン内にどうやって侵入するか。

攻撃は手法が無限にあるので、また難しい!
だからこそ、チャレンジのしがいがあります。

今の4年生、例えばミドルサード(中盤)でサイドの選手にボールが渡ったとき、周りのサポートが遅れ、結果としてサイドの選手の個に頼ることが多いです。先輩コーチに教わりましたが、この先学年が進むに連れて相手の身体能力も向上し、個での突破は難しくなるとのこと。

グループによる崩しの重要性をトレーニングにも落とし込みながら、子供たちに伝えていきたいと思います。

親御様におかれましては、早朝の集合にも関わらず、準備やご引率いただき感謝申し上げます。引き続きサポートのほど、よろしくお願いいたします

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