1/22、ドラゴンズとしては2日目の市長杯。

まずはじめに、新型コロナの感染拡大が続く難しい状況の中、大会の運営を行っていただきました大会関係者の皆様に御礼申し上げます。

2回戦のお相手は日頃から交流させていただいているご近所のチーム。

試合開始早々に幸先よく2点を先取し、このまま行けるぞ!と思った矢先、不運なPKで一点を返されます。さらに自陣の不用意なドリブルを相手に奪われ、そのままショートカウンターで失点。たちまち振り出しに戻されます。

サッカーではよく「2-0は危険なスコア」と言われますが、この試合がまさにそう。気の緩みもあったのか、ディフェンシブサードでの不用意なプレーが多かったように思えます。

ディフェンシブサードでは安全第一を優先してプレーすべきエリアですので、相手を抜きにかかるドリブルは原則NG。

仮に抜いたとしても相手ゴールまでの距離は遠いですし、取られた瞬間の数的不利や双方の矢印の向き・大きさを考えるとデメリットが大きいですね。

同点に追いつかれた後、スコアは動かずハーフタイムへ。

ベンチに戻ってきた選手たちも「もったいない。」というところは自覚しながら、振り出しに戻っただけだから後半がんばろう!

とうまく気持ちを切り替えできていました。

悪いことは引きずらない。これは人生においても大切ですね(笑)

後半がはじまって間もなく、右サイドを突破し折り返したボールは腰あたりの難しい高さでしたが、左サイドの選手が「ジャンピングアタック!」でうまく合わせて勝ち越しゴール!

これが口火となり、その後は怒涛のゴールラッシュ。FK直接、ドリブル突破、サイドを崩してゴールネットなど、多彩な攻撃を見せてくれました。

終わってみれば8-2で快勝!

試合を通じて波がありながらも、自分たちで気持ちを切り替えて持ち直したところにたくましさを感じました。

引き続き3回戦。

2回戦の試合で二桁得点を奪って勝ち上がってきた強豪との対戦です。

試合開始直後はお互いを様子見。慎重な立ち上がりではじまりました。

相手がリズムを掴みはじめると、ピッチを広く使った攻撃で揺さぶられ、サイド突破を度々許します。しかしながら、キーパーを中心に最後を自由にやらせずゴールを死守。失点は許しません。

攻撃はというと、少ないながらもチャンスは作り、ゴールネットを揺らしたシーンもありましたが、惜しくもオフサイド。

前半はスコアレスで折り返します。

ハーフタイム、ベンチに戻った選手たちの表情は流石に疲れた様子でした。

勝ち上がるために、ボールへの寄せを早くすること、残り15分苦しいと思うが走り切ることを伝え後半へ。

後半開始から相手の猛攻を受けましたが、前半同様最後で踏ん張り、なんとか無失点を続けます。

残り7分ほどのところで相手の連続コーナーキックのうち、一本をうまくヘディングで合わされ失点。

同点に追いつくべく相手陣内に押し込みますが、相手の固いディフェンスの前になかなか決定機も作らせてもらえずそのまま0-1で試合終了。

これまでは相手の猛攻に耐えきれず失点していたことが多かった印象ですが、この試合では時に体を張って耐えに耐えて、結果的に最小失点に抑えことは成長の証だと思います。

この日の失点がコーナーキックだったこともあり、翌日の練習では選手たちのリクエストに応えてコーナキックの練習もしました。その中で、マリーシア(ずる賢さ、駆け引き)も少し教えてみました。

素直で優しい選手たちですが、今後は相手選手や審判との駆け引きのところも少しずつ教えていきたいと思います。(マリーシアを家庭に持ち込んだらすみません(笑))

親御様におかれましては、コロナ対策により持ち物や情報量が多くなる中、準備・送迎等ご対応いただきありがとうございます。

この日は無観客のため子供たちの雄姿を残念ながら見ることが出来ませんでしたが、引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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