本日のU12の活動、6年生9人と5年生3人は緑区大会の初戦でした。5年生は練習です。 先々週にJFAリーグのブロック予選を終えたばかりですが、成長を見せてくれたU12。 あまり間を置かずに次の大会が始まることが吉とるか、はたまた凶と出るか。 この緑区大会は、3チームのブロック巴戦により次の順位トーナメント戦のへと進むレギュレーション。何とか高い順位のトーナメントに進出し、強い相手と戦う機会を得られればより成長に繋がります。 初戦、慎重にスタートして最悪でも勝ち点1をゲットすることを目的に守りの意識を高めて送り出します。 序盤は順調に進められています。サイドハーフの守備への意識も高く、プレスバックやカバーなど高い運動量を見せます。 攻撃では何度か相手のDFの裏へのスルーパスを試みるものの早い寄せにあい、パスコースが狭められて相手DFのカットされてしまいます。 しばらくフィフティな状況が続く中、先取点をゲット! ここまで焦って少し難しい前線へのパスが続いてていたこともあり、ベンチからはまたも難しい角度から一発を狙っているように見えたのですが、CHが少し後方にボールずらしながら相手DFラインの間を抜けるグラウンダーのスルーパス。すかさず左ハーフが抜け出しGKとの1対1を制してくれました。願ってもない先取点です。 ハーフタイム。 前半の試合運びは満点。後半をどう戦うべきか。欲しいのは最低でも勝ち点。選手の意思統一を図ります。相手のCFがDFのラインの前から下がってボールを受けていることで危険なシーンが生まれているので、CHに挟み込んでケアするよう強調してピッチに送り出します。 後半、相手の縦パスが収まってしまうこともありひやひやしましたが、粘り強いディフェンスを見せてくれます。相手の焦りもあったかもしれませんが、要所で〆ながらメンバーチェンジした5年生も役目を果たしてくれました。終了間際にフリーで撃たれたシュートもGKがナイスセーブ。 結果も内容も伴ったグッドゲーム。個々人ではまだ焦ってミスしてしまうこともありますが、チームとしての守り方、点の取り方が浸透してきている実感があります。 さて、2試合目。 相手は初戦を落としており勝つことだけを求めてくるはずです。どう戦うか?その意識合わせをしてピッチに送り出します。懸念は初戦から時間が空いてしまっているのでメンバーのテンションが保たれてないかもしれないということ。 前半。 案の定相手は早いプレスでゴールを目指してきます。懸念の通り緩慢な動きの我がチーム。ゴール前に押し込められてしまい、前に運ぼうとすれば奪われるの繰り返し。そんなことで早めに失点してしまいました。相手は押せ押せ。引き続き前めのプレスからボールを奪いに来ます。ゴールキックはフィフティになるともったいないのでできるだけDFラインから繋ぐことを選択しているのですが、今日はそれが仇に。早いプレスで奪われ失点。これはまずいなあ。こういう場合あまり打つ手はなく、鼓舞する以外ないのですが、失点につながったDFを早めに交代させて選手たちの奮起を期待しました。 前半の残り時間はどうにかしのいで戻ってきました。さて、どんな言葉をかけるのか?選手は動揺し、うまくいかないことにいら立っています。 もう一度ボールへの早い寄せとボールホルダーへの執拗なアタックを思い出し、どうすればよいのか自分の頭で考えながらプレイすること。そんなメッセージで送り出します。 後半、 前半同様相手の攻撃にさらされますが、耐えられていることもあり少しずつですが前に運べはじめます。前目に配置した5年生も懸命にボールを追い、前に仕掛けます。そして、中盤。左サイドから抜け出して1点をもぎ取ります。残りは7分。ベンチも盛り上げようと懸命に声掛けをしてくれています。ピンチもありつつ、なかなかチャンスもうまれません。 しかし、終了2分前。またも左サイドから執念のゴールが生まれ、引き分けに持ち込むことができました。 これで1勝1分。ブロック1位でトーナメントに進めます。 こういう後半に盛り返すという展開はこのチームではあまりなかったのですが、ほんとに成長してきているなと実感した1日でした。 ちなみに出場した5年生は、物足りなかったのか、午後のチーム練習に参加したようです。 そう、まだまだうまくなれるよ。みんな頑張ろうね(^^)
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