北見方グランドでの練習

本日のU12の活動。
5年生は昨日の続きで午前中から北見方グランドへ。トーナメント戦に臨めるのはうれしいことです。といいながら、個々人のスケジュールの関係で選手は9名。交代は最小限で済むので選手は思う存分プレイできるということ。そして、前半のプレイを後半に向けて修正できる機会を持てるということ。今日来れた子は成長のチャンスが大きいぞ。

トーナメントなので勝たなきゃはじまらないとはいえメンバーは限られています。幸い昨日の2試合目の後半の配置から大きな変更ををせずに済むメンバ―だったこともあり昨日の復習にもなりますね。

強い日差しと強風の中、前半はまたしてま風下からスタート。ボールへのアクションが遅れがち(というよりファーストチョイスがカバーに回ること)になってしまうためDFラインにMFが吸収されていしまい、守備ブロックが築けません。折角奪ったボールも無理に前方へ逃げたがるキックとなるためむしろ前向きの相手にさらわれてしまします。もちろん風の影響もありますが自陣ゴールに張り付けられた状況が続き、ゴールキックをカットされてあえなく失点。その後気づけば3失点。うなだれてハーフタイムを迎えます。

さて、ここが昨日までのケースと違うところ。修正できるかどうか。
風上になり有利になることを確認。それを受けてまずは粘り強くボールに絡むこと。つまり前半頻発したリトリートをボールへの直接アクションに変えること。奪ったボールを慌てて前に蹴らずに動かして前進すること。プレイ選択の決断のスピードをあげること。サイドハーフは恐れずに前進し、FWを追い越す動きでゴールに迫ること。

後半、前からのプレスがかかることが増え、前半とは違った様相で試合が進みます。マイボールの時間も増え、前進の機会も増えています。そして、右サイドの粘り強い守備から奪ったボールを運び相手ペナルティまで侵入。そこから得たスローイン。右サイドで3人がいいパス回しでひきつけ、中央に送ったボールを、ペナルティエリア付近まで侵入したCBがミドルを叩き込んで得点。ビューティフルなものでした。

結局、ある程度修正はできたことは大きな収穫であるとの思いは強いものの結果は伴わず。そして選手は結果に不満気でした。当然です。それでいいのです。満足せずにもっとうまくなりたいと思ってくれることが一番大事。君たちが自分で限界を設定する必要はないのだから。

夏前の大会はいったん終了。これまで出た課題を修正するトレーニングへと移っていきます。秋の大会に向けてさらなる成長を願います。

今何したらいいのか?どうしたらいいのか?
その時に応じた解決策を持てるようになること、そしてそれを自分で見つけること。それこそが成長なんだと。(フットボールだけで無く)

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